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Author:お大師さんの会
このブログでは、まつきよ(管理人:お大師さんの会会員)のおへんろの体験と、お大師さんの会の活動を紹介させていただきます。
 感想などお寄せいただければ、うれしいです。
 「お大師さんの会」は、おへんろの経験を日常の中に生かしてゆきたいと考えている人の会です。


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DATE: CATEGORY:地図がほしいときには・・・
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DATE: CATEGORY:「お大師さんの会」ごあんない
 
 私たち「お大師さんの会」は、おへんろの経験をふだんの生活の中に生かしてゆきたいと考えている人の会です。
 宗教の会ではなく、ふつうの人の会です。

 四国をまわっている間に、発見したこと、感じたこと学んだことをきっかけにして、小さなことでいいから行動に移してゆこうと考えている人の会です。
 そして、私たちはその行動をとおして人間として成長してゆこう、自分が暮らしている社会に恩返ししてゆこうと希望を持っています。

 このような気持ちになるきっかけを与えてくださった
お大師さんへの感謝と、これからも
お大師さんに学んでゆくのだという思いから、会の名を「お大師さんの会」としています。

  現在、会では「ベビーカー・ヘルプ」の活動などをおこなっています。

 関心をもってくださった方はきがるにご連絡ください。
 お待ちしています。 


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DATE: CATEGORY:みち 四十二番〜四十五
仏木寺さんの門


 私はいつもはお参り・納経だけでなく、お寺さんの様子・ありようなどをゆっくり拝見しているのですが、
今日ばかりは気が急いています。
 と言うのも、予定ではお昼にここ仏木寺さんを出発するつもりだったからです。


 今は午後2時。

 これから、歯長峠を越えなければなりません。
 高低差が300メートルもあるので簡単には思えません(距離はさほどでもないようですが)。

 日が傾く前に超えなければと、気合を入れ直します。

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DATE: CATEGORY:みち 四十二番〜四十五
急な山道


 仏木寺さんを出て、本格的な山道になってきたときにこの標識と出会いました。

 燃えるなあ

                     (萌え〜、ハシマセンヨ)


 よおし、がんばって登っちゃろうと思いました。

 ちなみに、この手前に大きなテントが張ってありましたが、誰もいませんでした。


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DATE: CATEGORY:みち 四十二番〜四十五
見晴らしがひらける


  よいしょっ、よいしょっ、と声出しながら登ると視界がひらけました。

やはり、天気がよいときの山登りは気持ちがいいですね。

  (今日の場合、正確には峠越えですが、まああまり固く考えずおおらかにゆきましょう)





   ここが見送大師だったと思います。

                (マンガイチノトキハゼヒオシラセクダサイ、オネガイシマス)


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DATE: CATEGORY:みち 四十二番〜四十五
山道を抜ける


 見晴らしのよい峠を越えると、こんどはぐんぐんと下ります。勢いにまかせて小走りのように降りると、立派な舗装道路に出ました。

 やったあ!

 もっとシンドイ、あるいはキビシイ難所も経験していますが、
なぜか無性に嬉しいです。

 赤い自動販売機でジュースを買ってゴクゴク飲み干しました。




  降りてくる道で、伐採跡に出くわしました。
  このあと人のためにも山のためにもなる植林がなされることを祈らずにはいられません。


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DATE: CATEGORY:みち 四十二番〜四十五
小学校へのおさそい


 峠を越えたものの、明石寺さんにまでは、まだけっこうな距離です。
 急がないと五時までに納経をすませることができません、って言うか
五時までに着けるのかしら?

 また気持ちが急いてきたときに、この「あんない」と出会いました。

  うれしいなあ〜


 そういえば、下校途中の子供たちと幾度となくすれちがいましたが、そのたびごとに
「こんにちはー」と挨拶してくれます。
もちろん私も心をこめて、「こんにちはー」と挨拶します。



 用を足す足さないは別として、こちらの小学校に立ち寄りたかったですが、
上記の状況に押されて断念しました。


 でも、あとで夜になってから


 これじゃあ、スローライフおへんろの名が泣く、と反省しました。 

 何があってもだいじょうぶな予定と心を持たなくては。
 せっかくのお四国さんがもったいないです。

 みなさんはぜひ、私を他山の石となさってください。



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DATE: CATEGORY:みち 四十二番〜四十五
明石寺さん



 急ぎに急いで、明石寺さんに着きました。

 午後4時35分。


 大きな駐車場と、うっそうとした森を持つお寺さんの境内はすでに薄暗くなりかけています。

 私は決断をし、社務所で先に納経をお願いしたのでした。

 男の方がたんたんと対応してくださいました。

 「ありがとうございます」と頭を下げ、(いつものお礼の気持ちとはちょっとちがいました)

そのあと、いつにも増して丁寧にお参りさせていただきました。



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DATE: CATEGORY:みち 四十二番〜四十五
明石寺さんの名の由来


実はこの
お寺さんのお名前はなんとお読みすればいいのだろう
と疑問に思っていたのですが、
同じ疑問を持つ人がけっこういるんでしょうね。

 案内の立て札がありました。

 本来の名は「あげいしじ」だが、今は「めいせきじ」と呼ばれているとのこと。
さらに地元の方は親しみをこめて「あげしさん」ともお呼びするんだそうです。

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DATE: CATEGORY:みち 四十二番〜四十五
朝の町並み


 明石寺さんでのおまいりのあと、さらに宇和の街まで歩いてビジネスホテルに宿をとりました。
この街も江戸時代から文化の高い街として栄えたところで、歴史のある学校(建物)が残されています。

 駅前に「宇崎竜童ライブコンサート」のポスターが貼ってあり、驚くやら嬉しいやらです。
根強い人気があるんですね。
私もファンです。

 いささか、脱線してしまいました。

 翌日も晴れ、朝食は喫茶店のモーニングですませ、元気に歩きだします。
 今日の目標は大洲です。

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DATE: CATEGORY:みち 四十二番〜四十五
初めての車


 国道を脇にして、のどかな道を歩いていると

「乗っていきなさい」と

乗用車から声がかかりました。

私は「ありがとうございます」とお礼を言って助手席に乗せてもらい、
「一番近くの買い物のできるお店の前までお願いします」
とお願いしました。

初めて車のお接待を受けました。
前にもっと難所(急な登り坂)で声をかけていただいたこともあったのですが、
そのときは、言葉を選びながらもおことわりしました。
自分は歩くのだという意識が強かったのです。

今は何よりも、人の好意を大事にしようという気持ちが心に広がっています。
肩の力が抜けたというか、やはり変わったんでしょうね。

とは言うものの、そんなに長く乗せていただくわけにもいかないので、
上のようなお願いをしました。

その人は年配の男性でした。
「もっと乗って行っていいんだけど〜」と口にしながらも
10分ほど車を走らせて、ストアで止めてくれました。

それからその方は、
お店で買い物をされて、さらに私にガムとジュースをお接待してくださいました。

私はさらなるお接待に驚きました。

今の私にできることは、きちんとお礼を言うこと。
そして、納め札を受けとっていただきました。


私はきっと結願しなくちゃいけないと思いました。





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DATE: CATEGORY:みち 四十二番〜四十五
良いお天気と花


 交通量の多い国道と、それと畑一枚はさんで現存しているほとんど人通りのない道(昔からの道)を
標識のままに歩いてゆきます。

 なんでしょう?

 国道を作るときに、従来の道の幅を広げるより、新しく通しちゃったほうが簡単だったのでしょうか。
 もちろん、歩くほうにしてみれば、別な道になっているほうが楽だしたのしいし、安全なんですけど。

 この花は国道のわきに咲いていました。



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DATE: CATEGORY:みち 四十二番〜四十五
風景1


 今回のおへんろには、

司馬遼太郎さんの「街道を行く」

を持ってきていました。
私が四国お遍路をすると聞いて、友人のご尊父がプレゼントしてくださったのです。
この本のおかげで、歩く道、目にする風景がより趣深くなっています。

大洲の「油屋旅館」に私も泊まってみたいと思い、104で聞いてみたのですが、該当なしとのことです。

さて、・・・・・・

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DATE: CATEGORY:みち 四十二番〜四十五
玉ねぎ


 国道に別れを告げて、峠道へと今日も入ってゆきます。
 そのとっかかりのおうちで見た景色です。

 たまねぎがこうして干されているのを見たのは初めてです。

 たまねぎのひげって、りっぱなんですね。

 世間知らずの私は、四国の地でありとあらゆることを学ばせていただいています。



    ワタシダケデショウカ、オテラサンノシャシンヨリコウイウシャシンガオモイデブカイノハ・・・・


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DATE: CATEGORY:ひと区切り〜四十二番
木立の道



 鳥坂峠を核としたこの尾根が続く山道はさほど、険しくはありません。

 ただ、気温が高いせいでしょうか。

 蛇さんがあっちでにょろにょろ、こっちでにょろにょろ

 
 おちついて歩けません  (ショウシンモノデスワタシ)


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DATE: CATEGORY:みち 四十二番〜四十五
草に覆われた路


 眺めを楽しんできた尾根の路もやがて少しずつ下りに入って行きます。
 植生が変わると言うと大げさですが、大木よりも草が多く繁殖している地域に入ってゆきます。


 あれっ、路が見えないぞ

 よく見れば、保存協力会さんの道しるべがありました。

 それにしても、草って強いですね。
 踏まれても踏まれても そして踏まれても

 私にもこれくらいの強さがあれば・・・・・・・・・









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DATE: CATEGORY:みち 四十二番〜四十五
荒れているお寺


  山道を下りて、ぬけたところにあるのが、この

 札掛大師堂です。

 なんて言うか、その・・・・・・荒れていました。

 そのときがたまたまで、今はそうでないことを祈っています。
 
 もしよかったら、ぜひどなたかこの大師堂の近況をおしえてください。
 コメント等お待ちしています。

 

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DATE: CATEGORY:みち 四十二番〜四十五
おはなはん


 暑い陽射しの中、二時に大洲の町につきました。

 途中、道路工事の警備をしていた男性から、「おへんろさんどうぞ」とカンコーヒーをお接待していただきました。
 汗かきながら、赤色灯を振っていたおにいさんのことは今でもくっきり覚えています。

 泊まりたかった司馬遼太郎ゆかりの宿はとっくに廃業していました。
 ビジネスホテルに荷物を置いて、街を勉強しに出かけます。

 ここは、NHKのテレビ小説「おはなはん」のロケ地だったそうです。
 私はおはなはんは見ていませんが、すごい人気番組だったそうですね。







 
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DATE: CATEGORY:みち 四十二番〜四十五
その土地の偉人


  かつての城下町を歩いていると、掲示板がありました。 
 幕末から明治にかけて、藩の重役として活躍した「山本尚徳」さんの屋敷跡だそうです。
この山本さん、いわゆる地域経済の活性化にも取り組んでいたのですが、
明治四年、藩内で農民一揆が起きたときに、その責任をとって、自害しています。

 詳しいことはわかりませんが、昔の官僚は厳しく責任をとっていたのですね。

 その土地その土地に、歴史の教科書には載っていない歴史があり、人物がいたということを旅にでると実感します。

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DATE: CATEGORY:みち 四十二番〜四十五
大洲1


 ここ大洲の町は、川を挟んで古くからの町と新しい町に分かれているようでした。
 写真がみなさんの思いでとクロスしてくれればいいなあと思います。

お城の櫓と高校のグラウンド










下の写真は中江藤樹先生旧宅です。高校の敷地内にあります。








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DATE: CATEGORY:みち 四十二番〜四十五
大洲の朝


 朝、歩き出して30分もたたないうちに、雷が。
 そしてそのあと、スコールのような雨が降ってきました。

 郊外の家電量販店の軒先をお借りして、しばし、雨宿りです。

 早番の方でしょう。制服を着た女性と目があい、
 「すいません。ちょっとだけ雨宿りさせてください」
 「どうぞどうぞ、だいじょうぶですよ」と言葉を交わしました。

 残念だったのは、激しい雨に気をとられ、十夜ケ橋をそのまま気がつかず通過してしまったことです。

 皮肉にも内子町にはいる頃には、晴天となりました。

 

 今回の四国おへんろはここまでです。
 JRで松山へ、松山駅前からバスで松山空港へ、そこから羽田へ。
 暗くなる前に東京の自宅に戻ることができました。


   ☆明日からすぐ、結願に向けての様子をお伝えします!
    感想などぜひお寄せ下さい。
    お待ちしております。    


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DATE: CATEGORY:みち 四十二番〜四十五
浅草寺1


 第二次お遍路行 (・・・・オオゲサデスネ)から戻った私は、
次は結願だと意気込み毎日をおくっていました。

 この写真は友人が東京へ来たおりに、浅草を案内したときのものです。
 いつ行ってもここは大勢のひとですね。





お寺に行くと、どうしても四国のことを思ってしまいます。



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DATE: CATEGORY:みち 四十二番〜四十五
松山空港


 6月7日にいったん東京に戻った私は、こんどこそ諸事万端かたずけて後顧の憂い状況をつくることができました。
 そして、
 6月30日松山空港へと降り立ったのでした。

                                 オオゲサナイイカタヤナア〜

 

でも飛行機に乗るとすごく気分が高揚したりしませんか?

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DATE: CATEGORY:みち 四十二番〜四十五
内子座正面


 歩き始めるのは明日からとし、この日は内子の町を見学しました。
全体におちついたたたずまいの町ですが、特に保存指定区域というのでしょうか、
古いたたずまいを残した通りは江戸時代のおもむきです。

 愛媛県には、宇和、大洲、そして内子と江戸時代から文学、芸能、学問といった分野に
力を入れていた町が多いですね。




 喫茶店では、隣の人に声かけられて話が弾みました。
 その隣の人も話に入ってきて、そしたらそのとなりも人も・・・・。
 私以外はみなさん、内子の方。
  観光客は多いがお金はあまり落ちないみたいなお話でした。


   (小声で)電車代払ってもビジネスホテルのほうが安かったので、
     松山に戻ります。



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DATE: CATEGORY:みち 四十二番〜四十五
内子駅



 前の日は松山駅の近く、ビジネスホテルに泊まりました。
さあ、今日からだとおへんろ姿に身をつつみ、内子までの電車に乗りました。
少し雲があるから歩きやすそうなお天気です。

 車内でおばあさんに声をかけられました。
 おへんろをするとは感心なこころがけだと言ってくださいます。
 お耳がすこうし遠いのでしょうか、声が大きいので周囲の人にも全部聞こえていて
ちょっと恥ずかしいです。

 「あんた、いい顔をしている。将来リーダーとなる人だ。(私には)わかる」


  ぎへ〜、勘弁して〜
  恥ずかしさ最高MAXです!

  内子の駅に着いて、私はほっとしました。
  と、
  そのおばあさんは少なからぬお金をお接待してくださったのでした。
  そして
  会話の一部始終をにこにこと聞いてらした別のご婦人もやはりお接待してくださいました。


  ありがたいです。


  今思えば、あのおばあさんは私のどこかに弱さを感じていたのかもしれません。
だから、あんなこと言ってまで励ましてくれたのかも。



  私は駅前で軽く屈伸運動をして、歩きはじめました。
  新鮮な感謝の気持ちとともに。


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かわいい案内


 さて、激励の言葉(含むお接待)に、決意も新たに歩き始めました。

写真は内子の町で出会った案内です。

 なんだか、今日はうれしいことの連続だなあ

こういうのに出会うと、作ってくれた方の心が伝わってくるようで、
とても楽しい気持ちになります。




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りっぱなバス停


 内子の町をでると、大きな国道をたんたんと歩きます。
りっぱな道路ですが、さして、交通量は激しくありません。
そして、それより立派なのは、バスの停留所です。
停留所ではなく、待合施設ですね。

こういってはなんですが、えてして田舎にゆくほどりっぱな待合小屋に遭遇します。
 (東京23区では、こんなに完璧に雨露日ざしをしのげる停留所は無いのでは)
その中でも、愛媛県は特に立派な気がします。
しかしここまで立派なのは田舎ということではなく、気象条件さらには
愛媛県民の気質、

思いやりの気持ち だろうと思います。


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桃と傘と停留所


 曇り空で歩きやすいと思っていたら、雨がぽつぽつ降ってきました。
屋根のついてるバス待合所で一休み、大助かりです。

 ちょっと中はちらかってますけど、余裕のあるスペースであることがおわかりいただけると思います。

さきほど、国道ぞいで農家の方から桃のお接待をいただきました。

 夜友人にこのことをメールしたら、
桃は中国ではたいへんおめでたい果物で、
その桃をお接待していただいたことは、四国に歓迎されているあかし、
とてもおめでたい出来事であると言ってくれました。

 友達は喜びを倍にしてくれますね。

               (考えてみると、この場合中国は関係ないんですけどね)

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無料宿


  長岡山トンネルを抜けると、写真の建物がありました。

  土台はコンクリートで、木の座敷、そして寝具がおいてありました。

  正直私は泊まる気にはなりませんが、野宿をされている方にとっては大助かりなはずです。

  そして、この建物を造るには、厚くて強い気持ちが必要なはずです。

 ほんとうにありがたいなあと思うし、

そういう人をがっかりさせるようなおへんろさんにはなるまいと思います。



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DATE: CATEGORY:みち 四十二番〜四十五
千人


  突合分岐の少し手前に、ここ千人宿記念大師堂があります。

 こちらはとてもきれいな建物です。中もきれいです。
 
 ノートを見ますと、毎日のようにおへんろさんがここで泊めていただいています。
道路の反対側のおうちの方がうどんをお接待してくださってもいるようでした。

 私も中に上がって読経をしたあと、ひと休みさせていただきました。
それからふたたび歩きだす前に、備え付けの箒とちりとりを使ってお掃除もすると、
気持ちもすっきりしました。

 お掃除っていいもんですね。




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DATE: CATEGORY:みち 四十二番〜四十五
小田町


 突合分岐を右にとり、小田町へと入ります。
写真の奥が役場です。すごくいいかんじの建物です。
町の入り口に立っていた超近代的な建物、(文化センターもしくは公民館)とは
好対照です。

            ハコモノギョウセイトイウコトバヲオモイダシマシタ ・・・

 お遍路の道は、突合分岐を左にとるルートもあります。左にとると44番さんから45番さんへと進みますが、45番さんから46番さんへは44番さんまでおなじ道を通ることになります。
 今日歩く距離も考慮して、私は45番さんから44番さんそして46番さんへと進む道を選びました。
どちらの道を選ぶか、おへんろさんの選択は半々のようです。





 宿に着くと、雨が本格的になってきました。
 私が泊まった部屋です。次の間付きというんでしょうか、一人で泊まるのがこそばゆい感じです。
 ○○○旅館さんは、宿代は民宿と変わらずご飯もおいしかったです。
 前日は5人おへんろさんが泊まっていたそうですが、この日は私ひとりでした。
 お大名気分の私でしたが、
 それは嵐の前のつかのまの休息でした。

 雨が強くなってきます。


 ※ いつもお読みいただいてありがとうございます。
   「スローライフおへんろ」では、まつきよが4年前に歩かせていただいた記録を毎日
  ライブ風に綴らせていただいています。
   小田町も対等合併を経て現在は内子町となっています。

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土砂降りの朝


 朝五時十五分、起床。
 同六時出立。

 今日は長い距離なので、前夜のうちに支払いを済ませておきました。
 宿の玄関は開けておいてくれました。

 覚悟はしていたものの、強い雨です。
たまらず、15分ほどでガソリンスタンドの軒先で雨宿り。
再度荷作りをしますが、もう靴下もびしょびしょです。

負けない負けない、と気合を入れて歩き出します。
舗装道路ですが、登り道が続きます。
足元を雨水が渓流のように(深くはないにせよ)流れる中
上っていきます。

ビニールのレインコートを着て、傘をさして笠はリュックにくくり付けてます。
雨で濡れるだけでなく、レインコートで中からも汗まみれ、
ふたつ合わせて、

 上から下まで、  ぐっしょり  です!

頭からも汗で湯気がであるありさまで・・・・・・・。


 そんな状況の中だからこそ、なんでしょうね。
 かえって、明るくなるというか、笑えてくるんですね。

 「この年(年齢)して、こんなことして遊んでられるんだから、しあわせでしょう!」

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DATE: CATEGORY:みち 四十二番〜四十五
雨、雨そして雨


 登り道が終わると大きなトンネルの前にでました。
そしてその脇には、東屋がありました。
私はそこで、大きなトラックが行き交う横で全部着替えました。
シャツもパンツもぐしょぐしょで、全部着替えました。

先ほど、登り道で私が追い抜いたかっこになったおへんろさんも
会釈を交わしながら、前を通り過ぎてゆきます。
彼はリュックまですっぽり入る大きなポンチョをまとっていました。

このあとは、岩屋寺さんに着くまでひとりのおへんろさんも見かけませんでした。

写真は大きなトンネルを通過したあと、国道から少しそれて小さな集落をとおったときに
撮りました。
雨の音しか聞こえずとても静かに感じました。



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岩屋寺への橋


 途中、美川村役場の前のバス停(ここも屋根があって嬉しかったです)で、持ち合わせのパンと缶コーヒーで昼食。
 午後14時30分。ここまでたどり着きました。
 岩屋寺さんは第45番札所です。

 88÷2=44<45 

 ということは、つまり

  お遍路も半分きましたー!

 

 と喜ぶよりは、今日よくここまで来られたなあというのが実感です。
 そして雨のせいで、はやくも夕暮れ時の気配があたりを包んでいます。


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DATE: CATEGORY:みち 四十二番〜四十五
石碑


石碑があり、読んでみました。


「當山の縁起は弘仁6年、かつて弘法大師が修行の聖地を求めて投げていた明王鈴の音をたよりに
・・・・・・・・・・

 山高き谷の朝霧海に似て、松吹く風を波にたとえむ

と詠われ、山号を海峯山岩屋寺と名つけ、自ら不動明王を刻んで開創されたものであります。・・・・・」


  最後に、この石碑を建立された方の名前が刻まれています。平成三年八月吉日建立

 このような徳を積むことができるなんて、うらやましいなと思いました。





 本堂への坂道です。
 「お遍路さんの話」にスパモニさんが雪景色の写真を載せてくださっています。
 ぜひあわせてごらんになってください。