
スーパーのすぐそばに公園があり、工事関係なのでしょう作業服を着た人たちが思い思いに日陰をとり昼食をとっていました。
私たちもこの木の下でお昼にすることにしました。
やはりさっきのことが気になります。
何があったのかまた聞きました。
そのおへんろさん(以下Aさんとします)によれば、さっきのおばあさんに身の上話を明かされたとのこと。
亡くなられたご主人の話、ご本人の病気の話。その間に二人して涙がこぼれてしまったんだそうです。
私がリュックを見てもらっていたのは、10分もなかったのに。
Aさんの、人との距離を感じさせない雰囲気というかたたずまい(いや、心根なんですね)に私は正直圧倒されてしまいました。
そうしているところへ、別の(腰の曲がった)おばあさんがAさん目指して近寄ってきました。
土地の言葉そのままで最初はよく聞き取れなかったのですが、その方は○山さんというお名前で1000円お接待してくださったうえで、泊まるところがなかったら泊めてあげるから来なさいとまで言ってくださるのです。
さきほどのスーパーのおばあさんのお知りあいとのことでした。
Aさんは丁寧にお礼を述べられ、宿を予約している旨を伝えていました。
Aさんとは翌日の途中まで一緒に歩かせていただきました。
そして、四国を離れてからも交流をさせていただき、今日に至っています。